2015年4月16日、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語電子版は、中国の1~3月期国内総生産(GDP)が6年ぶりの低水準となったことで、世界第2位の経済大国の経済状況に世界中の視線があらためて注がれていると報じた。
15日に発表された中国の2015年1~3月期の国内総生産(GDP)は、前年同期比7.0%増にとどまった。伸び率は前期の7.3%を下回り、世界金融危機の影響を受けた09年1~3月期(6.6%増)以降で最低となった。
中国共産党は15年の年間成長率目標を7.0%に設定している。この数値は主要国では最大の部類に入るが、近年の中国では最低水準だ。
中国国家統計局の報道官は15日、「減速は想定内だ」とした上で、「世界経済の回復の遅れと中国が進めている経済構造改革によるもの」と述べた。
(新華網日本語)
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