【新華社コペンハーゲン4月16日】デンマークのヘレ・トーニング=シュミット首相は14日、コペンハーゲンで次のように表明した。中国の改革プロセスの絶え間ない深化は、デンマークと中国の協力に新しい機会をもたらし、デンマーク政府は機会を捉え、両国関係が新しい段階へと進展するように推進する。
シュミット首相は同日、デンマーク-中国商業協会年次総会に出席した際に、次のように述べた。中国の経済規模と成長スピードには強い印象がある。中国が改革深化を堅持し、発展のペースを継続的に維持するにつれて、デンマークと中国の協力は必ず新しいチャンスを迎える。両国関係は、歴史的に最良の時期にあり、デンマーク政府は新しい機会を捉え、この関係をより一層、深化させることを決意する。
シュミット首相は次のように述べた。デンマークと中国の両国の経済貿易協力が成功を収めた要因は2つある。第一に、デンマークは世界トップレベルの多元化技術、製品及びソリューションを提供できる。第二に、中国は高品質の科学技術及びソリューションのニーズにおいて、デンマークと相互に一致している。例えば、医療、新エネルギー、資源管理、環境保全、農業、食品安全及び船舶輸送業などの分野だ。
中国の劉碧偉駐デンマーク大使は今回の年次総会で次のように表明した。今年は中国・デンマーク両国の国交樹立65周年にあたり、中国側はこれを契機として、中国・デンマークの二国間関係をさらに向上させ、経済貿易協力を強化したい。「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」戦略が徐々に実施されるのに伴って、ユーラシア大陸の相互接続が絶えず改善され、中国とデンマークなどの北欧諸国間の経済貿易往来が絶えず強化されるのを信じている。
(新華網日本語)
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