【新華社国連4月15日】国連の潘基文事務総長は13日、ニューヨークで開催された第48回人口開発委員会会議で開幕の祝辞を述べた際に、現在、起こっている人口の変化は持続可能な発展目標と国際気候変動協定に影響を及ぼすことから、各国は2015年以降に発展計画を制定する時点で「いかなる人も例外であってはならない」と指摘した。
潘基文事務総長は次のように述べた。世界が現在抱える若年層の人口は史上最多数に達し、「青年が膨張」しつつある国は青年の成長環境の改善を条件に利益を受けることができる。世界規模で高齢者人口が最も急速に増加しており、高齢者が十分に役割を発揮し、相応の保障を受けることができる社会作りが求められる。
潘基文事務総長はまた、次のように強調した。安全で、秩序ある正規の移民条件を創設しなければならない。なぜなら、多くの移民が搾取と差別を受けており、これらの権利侵害問題を解決することは、移民の移民供給国と受入れ国により大きく貢献するためにプラスになるからだ。
潘基文事務総長はさらに、次のように指摘した。不安定で不平等なこの世界で、多くの人がまさに自己の尊厳のために奮闘している。我々は必ず承諾を履行し、いかなる人も例外にならないように保障しなければならない。
(新華網日本語)
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