【新華社北京4月14日】香港中評社が、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の多国間臨時事務局長の関係者が台湾側などは意向創始メンバーにはなれなかったが、将来的にはメンバーになることはできるというという報道を伝えたことに対し、国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は13日質問に応じ、関連方面を経て得た情報によると、上述の報道は事実であると表明した。馬暁光報道官は、AIIBは世界多国間機構であり、開放的で包容的だ。台湾側が適切な名義で参与することを歓迎すると重ねて述べた。
馬暁光報道官は次のように表明した。近頃、台湾側がそのAIIB参与の方式や名義などの問題について見解を発表したことに、我々も気づいている。我々は各方面の意見を引き続き聴きとり、台湾側のAIIB参与の問題を適切に解決してゆきたい。関連の各方面が今後規定を協議・制定する際に、台湾側のAIIB参与の問題について直接考慮に入れるのを信じ、また、実務協議を通じて、台湾側が適切な名義でAIIBの参与を解決できると信じている。
香港中評社はこれまでの報道で次のように伝えている。当社の北京駐在記者がAIIBの多国間臨時事務局長の関係者を経て得た情報によると、国際慣例により、意向創立メンバー国は現在AIIBの規定について交渉を行っているところで、新メンバー加盟に適用する関連プロセスや規則はまだ協議中だ。AIIBは開放的で包容的な世界多国間機構で、台湾側などを含む意向創始メンバーになれなかった各当事者に対し、それらが今後意向創始メンバーになるのを妨げることはない。台湾側の表明したさまざまな配慮に対し、関連の各当事者が規則制定のプロセスの中で考慮し、中国側もこれに対して努力するものと信じている。
(新華網日本語)
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