北京市政交通一卡通(公共交通カード)に、まもなくオンラインチャージ機能が追加されることが明らかになった。同機能があれば、スマートフォンを使い、家の中でチャージを完了できる。北京晩報が伝えた。
オンラインチャージには二つの手段がある。1つ目は「刷刷手環」と呼ばれるスマートデバイスを使う方法だ。「刷刷手環」には、北京市政公共交通カードチップが内蔵されている。同デバイスは検索大手の百度のモバイル決済事業「百度銭包」と業務提携しており、搭載されている百度銭包の決済機能を利用することで、チップのチャージをオンライン上で行うことができる。同サービスは今月末に開始される。
2つ目に、すべての北京市政公共交通カードは5月より、オンラインチャージが可能になる。利用者はNFC(近距離無線通信)機能を持つスマートフォンで、百度もしくは百度地図のアプリを立ち上げ、これにカードをかざして手続きを行うことで、チャージを完了できる。
この2つの手段により初めてチャージを行った百度銭包の利用者は、チャージの際に5元のキャッシュバックが受けられる。百度銭包と北京市政交通一卡通有限公司の業務提携により、交通カードの便利なオンラインチャージが可能になる。市民は今後、交通カードを日常的な消費の「決済用カード」にできる。
(人民網日本語版)
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