中国版権保護センターが作成した「2014年中国ソフトウェア著作権登録状況分析報告書」が、8日に正式に発表された。同報告書によると、中国で2014年に登録されたソフト著作権は21万8783件に達し、初めて20万件の大台にのり記録を更新した。そのうちアプリの登録件数の増加率が、各種ソフトの中で最も高かった。科技日報が伝えた。
これは2011年の10万件突破に続く新たな快挙となる。アプリ、モノのインターネット、組込みソフト、地理情報などを始めとする成長著しいソフトの登録件数は、2014年にいずれも急増した。そのうちアプリは前年比2万120件増(189.42%増)の3万742件、最多の組込みソフトは2万8144件増の6万1248件で、新規登録数の約51.70%を占めた。モノのインターネットは3957件増(約90%増)の8345件、ゲームは1万3716件で初めて1万件の大台にのった。
ソフト登録地のランキングを見ると、2014年のトップ5は依然として北京市、広東省、上海市、江蘇省、浙江省の順となり、変動はなかった。
また中国の667の大学、936の科学研究所がソフト著作権の登録を行っており、両者の登録件数は2万5624件に達した。そのうち大学は2万60件(平均30.1件)で、各種著作権取得者のうち登録件数が最多となった。科学研究所は5564件(平均5.9件)で2位。
(人民網日本語版)
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