3日付の日本メディアによると、トヨタ自動車は中国とメキシコに新たな工場を建設する方針を固めた。工場新設投資は5年ぶりで、投資額は総額1500億円規模に上る見通しだ。
年間生産能力は計30万台。中国工場は18年、メキシコ工場は19年に建設する。
中国工場は、広東省広州市内に建設され、年間生産能力は10万台。中国の中間層の需要に合わせ、小型車をより多く投入することでシェア拡大を目指す。
韓国・聯合ニュースも3日、韓国の現代自動車が中国河北省滄州市で中国第4工場の起工式を行ったと報じた。16年末に完工予定で、初期には年間20万台程度の生産を見込み、18年までに年産30万台体制となる。
現代自は年内に中国重慶市で第5工場の建設にも着手する。
中国の自動車需要は、20年に3160万台に達すると予想される。現代自の中国シェアは現在3位だが、この位置は今後変化する可能性がある。
現代自は当初、重慶だけに新工場を建設する計画だったが、中国政府による北京市、天津市、河北省で一体の首都圏開発構想を受け、滄州と重慶の2カ所に工場を建設することにした。
(新華網日本語)
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