【新華社北京4月4日】米国国会衆議院少数党のリーダー、民主党のナンシー・ペロシ議員は4月2日に日本の安倍晋三首相に「慰安婦」問題に対して正式に謝罪するよう呼びかけていた。
韓国で訪問しているペロシ議員は当日に韓国の尹炳世外相と会見を行った。記者に安倍首相が来月米国議会で演説を発表することに対する見解を聞かれた時、ペロシ議員は「私たちは『慰安婦』に関する演説を聴くことを望んでいます。これはすでに何回もはっきり表示した。私は声明があって、そしてその声明によって日本人民に『慰安婦』問題の重みを下ろさせるよう手助けしたいと望んでいます。」と述べった。
しかし、安倍首相は今まで「慰安婦」などの歴史問題について「曖昧」な表現を使うことを継続的に堅持している。以前安倍首相は米国『ワシントンポスト』の特別インタビューを受けたとき、第二次世界大戦期間中の日本軍の「慰安婦」を「人口売買の被害者」と称した上、日本がこの問題の加害者であることを一切言わなかった。
当日の早い時、韓国の朴槿恵大統領はペロシ議員と会見し、二人は「慰安婦」問題を解決する必要性に関する見解を共同で表現した。朴槿恵大統領はペロシ議員に、「慰安婦」問題の被害者は既に平均年齢90歳近くになっていたため、解決することにはさらに緊迫性があるようになっていると話した。
ペロシ議員は今回10人の国会超党派代表団を率いて韓国を訪問した。韓国側は、今回の訪問によって、米国国会に安倍首相が演説を発表する前に更に「慰安婦」問題を理解できるよう期待していると表示した。(翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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