フレグランス事業で収益増加を実現した英高級ファッションブランドのバーバリーがこのほど、傘下のフレグランス部門の日本での販売権を資生堂に供与することを発表、さらに共同でスキンケア商品を開発する方針を明らかにした。30日の報道によると、バーバリーと資生堂は現在、スキンケア・化粧品の共同開発について具体的な話し合いを進めており、フレグランスの販売権供与も協力内容のひとつ。今後は重点的にスキンケア・化粧品市場を開発していく方針という。北京商報が伝えた。
両社の提携を振り返ると、2013年、資生堂の子会社ボーテ・プレステージ・インターナショナル(BPI)が、バーバリーのフレグランスおよび化粧品のフランス、米国、スペイン市場での独占販売権を獲得したほか、ヨーロッパやアジア・オセアニア地域のトラベルリテールでの販売を請け負ったことがある。バーバリーは昨年、高級スキンケア市場への進出を発表、「高級スキンケア産業のトップブランドを目指す」と表明した。2015年には正式にこの目標に向けた取り組みが始まる。
一方、140年余りの歴史を誇る資生堂はこのほど、新研究所「グローバルイノベーションセンター(仮称)」を横浜・みなとみらい21地区に設立すると発表した。
(人民網日本語版)
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