【新華社北京3月27日】中国外交部の華春瑩報道官は26日の定例記者会見で、中国が経済発展水準に適応とする国防の現代化建設を展開するのは非の打ち所のないことで、日本側に所謂「中国脅威」を大げさに言うことをやめるよう希望する。
ある記者から次のように質問した。報道によると、日本の安倍晋三首相が24日に自民党幹部と会談した際、中国は軍備を拡張しているのは予想外で、日本も負けてはいけない、必要な予算措置を取るべきだと述べた。中国側はこれに対してどう評価するか。
華春瑩報道官は次のように表示した。中国は平和発展の道を歩むことを堅持し、防御性国防政策を実行している。中国の戦略意向も、国防予算の申請プロセスも、国防費の総額と構成も全部公開で透明だ。
華春瑩報道官は次のように指摘した。歴史的な原因で、日本の軍事安全分野での政策動向はずっとアジア隣国と国際社会から高度に注目されている。日本の人口数は中国の約1/10で、国土面積も中国の約1/26しかなかったが、日本人口一人当たりの国防費は中国人口一人当たりの国防費の約5倍にある。「こんな状況の下で、日本側は中国の正常な国防建設についてものをいうのが、『酔翁の意は酒にあらず』ではないか」と華春瑩報道官が述べた。
また華春瑩報道官は「我々は日本側に歴史を鑑とし、平和発展の道を堅持し、所謂「中国脅威」を大げさに言うのをやめて、当地域の平和と安定に積極的で有益なことを多めにするよう希望しています。」と述べた。(翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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