李克強総理、ラガルド国際通貨基金総裁と会見

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-03-24 16:40:29 | 編集: 谢艳
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   【新華社北京3月24日】中国国務院の李克強総理は23日午前、人民大会堂で国際通貨基金(IMF)のラガルド総裁と会見した。

   李克強総理は次のように表明した。現在世界経済の回復力不足が、地政学が複雑な影響をもたらしている。各国はマクロ経済政策協調を強化し、世界の金融システムの安定を維持し、世界経済の回復のために良好な環境を作り出すべきだ。中国は構造改革により構造調整を推進し、実体経済への奉仕や金融リスクの防止をめぐって金融改革を推進してゆく。中小規模の銀行や民間銀行の発展に力を入れ、中小零細企業のためにより良い融資の支援を提供する。多次元の資本市場を発展させ、社会資金の力を調達し、企業資金のレバレッジ比率を低下させて、経済活力がより十分に現れるようにさせる。大衆の創業、数万の民衆の革新のために有力な支援やサービスを提供する。

   李克強総理は次のように指摘した。中国は特別引出権(SDR)への加盟を通して、世界的な金融安定を維持する国際協力に積極的に参与すると同時に、中国の資本市場と金融分野における一層の開放を促進できるよう望んでいる。中国は狙いを定めた改革措置を打ち出し、人民元資本項目の基本的な兌換可能を加速・実現させ、人民元が自由に使えるレベルを向上させて、国内の個人のクロスボーダー投資および外国機関投資家による中国資本市場の投資のためにより多くの便宜を提供し、開放による改革を率先して推し進めてゆく。

   ラガルド総裁は、中国の改革開放は、グローバル経済ガバナンスの中で積極的且つ重要な役割を発揮しつつある。中国の金融改革の成功は他の国に模範を示し、世界的な金融安定の促進に役立つ見通しだ。国際通貨基金は中国との関係を重視し、SDR審査の件について中国側と意思疎通や協力を維持してゆけるよう望んでいると表明した。

(新華網日本語)  

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キーワード    国務院 李克強 国際通貨基金
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