中国湖北省政治協商会議の楊松議長は22日夜、「フライング・タイガース」(第2次世界大戦中、中国国民党軍を支援したアメリカ義勇軍)歴史委員会名誉主席で、アメリカの有名な華僑指導者、方李邦琴さんら一行と面会しました。方李邦琴さんは「サンフランシスコで建設される海外抗日戦争記念館は8月15日に一般公開することになる」と話しました。
方李邦琴さんらが率いるフライング・タイガース代表団の一行はこのほど、広西チワン族自治区を訪問し、フライング・タイガース遺跡博物館の落成式に参加しました。
今年8月15日は中国抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年記念日で、サンフランシスコのチャイナタウンに建設された海外初の抗日戦争記念館が、世界に向けて一般公開される見込みです。方李邦琴さんは「展示される内容は世界に苦しみを訴えることではなく、中国がその戦争の本当の勝者であることを世界に知ってもらう」との考えを示しました。楊議長は「武漢会戦は中日戦争の転換点であり、世界反ファシズム戦争の重要な転換点でもあった。会戦後、中国の抗日戦争戦略対峙段階に入った。このため、武漢も抗日戦争記念館を設け、中国で犠牲となったフライング・タイガースの戦士たちを記念する見込みだ」と述べました。
(中国国際放送局)
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