韓国からの輸入商品を載せたフェリー「ニュー ゴールデン ブリッジV(新金橋5)」が20日青島港に着き、無事通関を済ませ、中国と韓国の海運クロースボーダー電子商取引の直輸入モデルが正式にスタートしました。これで、青島は海運クロースボーダー電子商取引の直輸入を行う国内初の都市になりました。
クロースボーダー電子商取引の直輸入とは、国内の個人消費者がクロースボーダー電子商取引を取り扱うショッピングサイトで海外の商品を購入し、船便か航空便、郵便などの方法で直輸入します。その上で、税関の要求に基づいてショッピングサイトと税関の通関管理システムで商品を確認したうえで料金を支払い、更に輸入商品の税率に沿って関税を納付し、短時間で通関手続きを済ますものです。
青島港の税関によりますと、これまで、中国ではクロースボーダー電子商取引の直輸入は航空便と郵便が主でしたが、青島と韓国の海運距離は僅か340海里で、フェリーで結ばれているため、国内の消費者がショッピングサイトで購入した韓国の商品は船便なら2、3日で注文客の手元に届くということです。
(中国国際放送局)
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