現地時間の20日、イエメンの首都サヌア南部にあるイスラム教礼拝所で3回、北部にあるイスラム教礼拝所で2回の爆発が、大統領官邸では3回の空襲がありました。この日は金曜礼拝のため、多数の死傷者が出ており、これまで159人が死亡、100人以上が負傷しました。
これを受け、サウジアラビア外務省は20日「イエメンに緊急救援物資を輸送する」と発表しました。また、国連の潘基文(パン ギムン)事務総長は同日、報道官を通して、多数の死傷者を出したこの爆発事件を強く非難しました。国連安全保障理事会は当日声明を発表し、「いかなる形のテロリズムであろうと撲滅していく」と強調しました。
(中国国際放送局)
推薦記事:
中国外交部、中国側はイエメン各側に安保理の関連決議の着実な実施を希望