中国財政省が16日に明らかにしたところによりますと、1~2月の財政収入は2兆6000億元(約50兆4000億円)で、前年と比べ3.2%増えたものの、前年同期の8.6%を大きく下回り、23年ぶりの低水準だということです。
注目されるのは、住宅市場の調整によってもたらされた不動産関係の税収の減少で、1~2月の不動産取得税が前年に比べ12.5%、土地増値税(土地付加価値税)が8.7%、耕地占用税が20%近くそれぞれ減ったということです。
また、1~2月の国有地使用権の売却収入は4553億元(約8兆8260億円)で、前年と比べ36.2%下回りました。
(中国国際放送局)
推薦記事:
アジア太平洋経済体競争力で中国第9位
中国の2月外資利用実績0・9%増 1―2月では17%増
中国の一般公共財政予算収入、1―2月は3.2%増