:
王毅外交部長:70年前に日本が戦争に負け、70年後の今は再び良識に負けるべきではない
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-03-09 13:37:36 | | 編集: 呉寒氷

 

 【新華社北京3月9日】中国の王毅外交部長は8日に北京で、70年前に、日本が戦争に負けた。70年後の今は再び良識に負けるべきではないと述べた。

 第12期全国人民代表大会第3回会議が8日記者会見を行い、中国外交部の王毅部長は記者の質問に答えた際に、次のように述べた。今年は中国人民抗日戦争勝利70周年にあたる。その時の世界反ファシズム戦争における東の主戦場として、中国側は他国のやり方を参照し、閲兵式を含む記念行事を行うことは何ら不思議のない、自然なことだ。またその目的は歴史を銘記し、革命のためになくなった烈士を追悼し、平和を大切にし、未来を切り開くことにある。

 王毅外交部長は「我々はすべての関連する国の指導者と国際機関を招待する予定だ。誰にしても、誠意さえあれば、出席を歓迎する」と述べた。

 また王毅外交部長は次のように述べている。「先ほど質問の中で歴史問題について言及したが、これはずっと中日関係に影響を齎してきている問題だ。原因は一体どこにあるのかと、我々も聞きしたくなる」。私は中国のある外交方面の先輩がこの問題での主張を思い出す。彼は加害者が自身の責任を忘れないほど、被害者が嘗て受けた傷が癒される可能性があると見なしていた。「この考えは人と人が付き合う時の道であり、歴史問題に対応するときの正しい態度でもある。」

 王毅外交部長はまた日本の今の政治家がこの問題においてどのようにしているかと、まず胸に手を当てて自問してみて、世間も自ずと公論があるのだろうと表示した。

 そして「70年前に、日本が戦争に負けた。70年後の今は再び良識に負けるべきではいない。これから歴史の重荷を背負い続けるか、それとも過去とけじめをつけるか、最終的には日本自身で選択しなければいけない。」と王毅外交部長は述べた。 (翻訳・編集/呉寒氷)

(新華網日本語)

 当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

010020030360000000000000011100551340507441