国防予算に関する質問に答えるときに、傅瑩氏は次のように述べた。2015年予算草案の中に提議した国防予算の成長幅は約10%だ。中国は現代化を実現することには、重要なのは国防、軍隊の現代化を実現することだ。根本的に言えば、中国の国防政策はやはり防衛性で、これは憲法が明確的に規定されたのだ。「われわれは今後も平和、発展の道を歩み続けるのだ。」
国家安全に関する法律についての質問に答えた際、傅瑩報道官は、グローバル化の大背景で、多くの国家と同じように、中国が直面する安全問題がますます複雑になり、一連の安全法律を制定して、わが国の安全法律体系を構築することが必要だと表明した。
中国が強くなったらどのように世界と周辺を影響するのか、という質問に対し、傅瑩報道官は次のように答えた。中国の指導者が提出した『一帯一路(「シルクロード経済帯」と21世紀「海上シルクロード」 )』戦略の最終の目的は、中国の発展の成果がよりよく周辺に恵みをもたらせるようにして、関係地区が全体的に発展させ、関係国家が参与したくなり、その中から恵みを得ることだ。傅瑩氏は次のように述べた。中国は改革開放の長年の蓄積を経て、 インフラ建設の方面で技術と経験を積み重ねた。そして資金の蓄積もできた。二十数年前に、紙の上で用兵を論じるように、長期的に棚上げしたユーラシア大陸に架ける橋や中国ーASEAN鉄路網などのプログラムは、現在実現させる条件と機会がより多くなる。アジア投資銀行とシルクロード基金は、よりよく「一帯一路」の建設を支持するためだ。(翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語
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