ロシアの野党指導者でもあるボリス・ネムツォフ元副首相が射殺されたことを受け、プーチン大統領は関係部署に専門調査グループを作って調査を始めると同時に、その進捗状況を随時報告するよう求めました。
プーチン大統領はネムツォフ元副首相の家族に同情の意を表した上、「殺し屋を雇ったようで、挑発的な意図が明らかである」と指摘しました。メドべージェフ首相はネムツォフ元副首相の家族にお見舞いの意を表し、「ロシアの関連部門はこの事件に関わるあらゆる者を探し出すことに尽力する」と述べました。
また、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、「現在、ネムツォフ元副首相の射殺に結論を出すのは時期尚早だ」と述べ、各方面が調査機関の報告が出る前に感情的な評論を行わないよう呼びかけています。
(中国国際放送局)
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