今や日本では、普通の商店街はもちろん、銀座や新宿、渋谷の繁華街の大型ショップにも中国製品があふれている。高級百貨店といわれる三越、松坂屋、新宿高島屋、伊勢丹の店内も同様である。高級衣料品や高級雑貨でも中国製品は重要な位置を占めている。日本で有名なユニクロ店内で売られている最新のデザインの服は、たいてい中国製である。
ジャーナリストの岡本裕明は「中国製品はほとんどの日本人が認めている。製品が良くて価格が安い中国製の家電も人気が高い。中国家電大手のハイアールの製品は日本の家電量販店にも並んでおり、中でも冷蔵庫や洗濯機は売れ行きがいい」と話す。岡本本人も、畑仕事で汚れた服もそのまま洗えるハイアールの洗濯機に感心し、そのまま中国から買ってきたことがあるという。
またスマートフォンでも中国企業が日本企業を打ち破り、世界で最も重要なスマホメーカーになる日が近い―と彼は見る。実際、中国の家電製品の対日輸出は、その輸出全体の中でも大きなウェイトを占めている。日本の財務省の貿易統計によると、2014年の中日両国の貿易額は32兆5500億円となったが、これは日本の対外貿易全体の20.5%を占める。まさに中国は日本の最大の貿易パートナーである。日本の消費者が中国製品なしで生きていけないのは誇張でもなんでもないのである。
(チャイナネット)
推薦記事:
中国で廃棄家電リサイクル業発展