中国外交部の洪磊報道官は25日、定例記者会見で「イラン核問題をめぐる協議が、いち早く互恵共栄の全面的な合意に達するよう期待する」と述べました。
記者会見で、このほどジュネーブで開かれたイラン核問題の包括的な解決を目指す協議について中国側の見方を求められた際に、洪報道官は「22日に行われたイラン核問題の包括的な解決を目指す協議は、厳粛で実務的であり、良い雰囲気に包まれていた。各方面は全面的な合意に向けて、焦点とされる問題について実質的な協議を行い、一定の進展を得たが、依然として隔たりがある」と答えました。
洪報道官は「新たな協議が迫っている中、中国は各方面と共に努力し、引き続き対話と交渉の推進に建設的な役割を果たしていきたい。各方面が自信をもち、同じ方向に向かって交渉を進め、互恵共栄となる全面的な合意にいち早く達することに期待している」と話しました。
(中国国際放送局)
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