2015年2月15日、春節(旧正月)間近の上海では、新年に欠かせない果物の価格が上昇。庶民的な果物だったリンゴやミカンまでもが高値で販売されている。中国メディア・新民網が伝えた。
上海の果物市場では、ミカンその他の柑橘類、リンゴ、梨、バナナ、スイカなどがよく売れている。ランブータンやリュウガン、ブドウ、ナツメ、ココナッツなども人気だ。運送コストや人件費、物価との兼ね合いから、果物の価格は全体的に2~3割値上がりしている。
「庶民の果物」といわれているリンゴやミカンも値上がりしており、Aランクのリンゴ「紅富士」は卸売価格で500グラム5~6元(約100~120円)、新疆ウイグル自治区アクス産リンゴは500グラム8元(約160円)まで上昇。山東省烟台産リンゴは通常価格の2倍に跳ね上がっている。
烟台では昨年ヒョウが降り、リンゴの収穫量が大幅に減少した。さらに新疆ウイグル自治区、陝西省、山西省、遼寧省などのリンゴの生産地も減産したため、卸売価格と販売価格は共に20%ほど上昇している。
(新華網日本語)
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