長寿と健康について、各国にはそれぞれの考え方がある。米誌『Health』は、「2グループの国と地域の人たちは学ぶ価値がある」とした。第1グループはギリシャ、イタリア、日本、カリフォルニア、コスタリカなどの長寿者が多い地域、第2グループはメキシコ、アイスランド、ギリシャ、カメルーンなどの心臓病、うつ病、ガンの発症率が低い国だという。以下は、実践する価値があるこれらの国の長寿者の共通点である。
食事量が20%少ない。第1グループの国の人たちは食べる量が少なく、1食当たりの量は世界のほかの地域の人より20%少ない。彼らはテーブルに皿いっぱいの食べ物を並べず、小皿に取って食べる。
野菜を多く食べる。長寿の地域では、肉は添える程度で主に野菜を食べる。野菜には老化防止剤が豊富に含まれているだけでなく、カロリーも低い。
味覚を鍛える。豆腐、サラダ、昆布などは脂肪分や糖分、塩分が多く含まれている食品と比べると味気ないが、味覚を鍛えることができる。
ゆっくり味わう。毎回食事を作る必要はないが、テイクアウトしたものでも座って味わい、食事に少なくとも20分かける。そうすることでおいしいと感じ、食べすぎを防止することもできる。
運動意識がある。運動を「家事」の1つと考え、家事や買い物、階段を上がるなど、生活における体を動かせるチャンスを無駄にしない。
外出が多い。強い家庭や社会の関係を持つことも長寿に欠かせない要素である。健康的な生活習慣がある人と仲良くなれば、その人のよい習慣をもらうことができる。研究で、ボランティア組織や慈善組織に参加しても長生きできるとわかっている。
自己調整ができる。最も長生きする人でもストレスを感じたり憂鬱になることはある。瞑想、ランニング、友人とのディナーはストレス発散のよい方法である。長期にわたってよい習慣を続けていれば、たまに自分を甘やかして高脂質のものを食べても問題ない。
(チャイナネット)
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