中国ではネット監視を行っているとの非難に対して、中国外交部の華春瑩報道官は12日、北京で行われた定例記者会見で「中国は、対外開放政策を断固として実施し、外国企業が中国での業務展開を歓迎し、支持する」と強調しました。
中国欧州連合商会はこのほど、声明を発表し、「内部の調査に応じた86%の人は、中国政府がネットへの監視を強化している。これは欧州の企業が中国における投資や業務展開に影響を及ぼすと見ている」としました。
これを受け、華春瑩報道官は「去年の中国の外資導入額は世界一だ。中国は外資系の企業の合法的な利益を守っていくことに力を入れている」と述べ、「世界各国はネットの安全問題を非常に重視している。情報技術製品の安全レベルの向上は各国がネット安全を保障する措置であり、通常のやり方だ」と強調しました。
(中国国際放送局)
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