【新華社北京2月10日】中国人民解放軍総参謀部軍訓部が９日に発表した内容によると、２０１５年に中国軍隊は、軍事訓練監察制度のメカニズムを改善し、軍事訓練監察の強度を引き上げ、軍事訓練監察のプロレベルを絶えず向上させ、軍事訓練監察業務を継続的に推進し、軍事訓練分野の痼疾を断固として根治する。
２０１４年より、解放軍四総部（総参謀部、総政治部、総後方勤務部、総装備部）と大型機関に軍事訓練監察組織指導機関を相次いで設置し、軍事訓練監察活動を全面的に開始し、総部と大型機関との２つの級別の連動、第三者エネルギーによる問題の監察、検査・改正を推進し、着実に実行するという中国軍隊の特色ある軍事訓練監察の道を模索して切り開いた。
この１年間は、総参謀部の統一的な構想に照らして、各監察指導チームが緻密な計画を策定し、厳密で組織的な展開を通じて、計２００余りの師旅級部隊、数十校の教育機関に対する監察を行ってきた。第一線の訓練と演習、座学と講義課程、審査と評価を深く監察し、真面目に問題点を探し、名指しで問題点を通告し、問題点を厳粛かつ真摯に改め、問題点の是正、策定コンサルティング、促進と着実な実践、自己反省の作用を適切に発揮してきた。
２０１５年は、全軍の軍事訓練監察業務を継続的に強固化して戦闘力の基準を確立し、問題点によって誘導し、法により訓練を管理し、厳正に訓練を管理し、制度メカニズムを改善し、監察チームの建設を強化する。年度教育訓練の主要任務、着実に実行し難い難題、新装備、新エネルギーなどの重点部隊をめぐり、本部と大型機関との連動、監察と追跡訪問の結び合い、問題点の是正と改善に向けた指導といった重要課題への取り組みを堅持する。また、軍事委員会本部の策定と指示が徹底して実行されているかどうか、指揮者の訓練、重大演習訓練任務、夜戦に備えた夜間訓練、訓練リソースの使用効果及び訓練の気風などの状況を重点的に監察する。訓練と実践が適合していないという問題点の解決に尽力し、実践化軍事訓練の効果的な実施を促進する。
（新華網日本語）
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