2015年2月5日、中国人の習慣に目を丸める米国人がいる一方、中国人が受け入れられない米国人の生活習慣もある。そのいくつかを紹介したい。
▼1年中冷たい水を飲む、胃が痛い時も冷たい水を飲む
米国人は1年中、冷たい水を飲む。ウォーターサーバーには「ホット(コーヒーやお茶用)」と「コールド」しかなく、「常温」という概念はない。米国の女性は生理の期間中も冷たい水を飲み、出産が終わったばかりの時でさえ、冷たい水を飲んでのどの渇きをいやす。
▼ハンバーガーを食べながらカロリーを気にする
米国人にとって、ハンバーガーとコーラという組み合わせは、中国のソイミルクと油条(揚げパン)みたいなものだ。しかし、カロリーも高いため、肥満に悩まされる人が増え、通常のコーラよりカロリーが99%少ないダイエットコーラが登場した。ただ、ハンバーガーやポテトのカロリーが高いため、ダイエットコーラを飲んだところで、ほとんど意味がないような気もする。
▼靴を履いたままベッドに
米国人は、シーツやソファーは汚れたら洗い、破れたら捨てればいいと考えている。どんな物も、人が使うためのもので、もったいないからといって不便な思いをするのはゴメンという考えが背後にある。また、米国の街はきれいで、ホコリや泥が少ないため、鞋の裏もそれほど汚れていない。
▼夏でもスノーブーツ?
米ドラマ「ビッグバン・セオリー ギークなボクらの恋愛法則」シーズン1の第1話を見た時、美女のペニーがTシャツにホットパンツ姿なのに、スノーブーツを履いていたため、目を丸めた。実は、米国では夏でもムートンブーツを履いている女性をよく見かける。
▼冬でもミニスカート
米国人は体が丈夫で、若者らは冬でも、半そでやTシャツを着ている。そして、寒くなると、その上からジャンパーを着て、ジーンズを履けば問題なしだ。もちろん、地下鉄やバスなどの室内は暖房がよくきいているというのも、その主な原因だ。冬になると、ニューヨークの街中では、会社の制服を着て足を出し、上着は分厚いコートで、足元はハイヒールという女性をよく見かける。上半身と下半身の温度差は20度になるのではと思ってしまう。