【新華社北京2月6日】フィリピン外務省が中国の海上警察船がフィリピン漁船に衝突した件について、外交部の洪磊報道官は5日、黄岩島は中国固有の領土で、中国の公務船は黄岩島海域で監視を行い、また法に基いて当海域の正常な秩序を守っていた。フィリピン側は本国の漁民への監督や教育を強化するべきだと表明した。
それまでのある報道では、フィリピン外務省は、中国の海上警察船1隻が黄岩島海域でフィリピン漁船3隻に衝突し、フィリピン漁船に損傷を与えた。フィリピン側はすでに中国側に抗議を提起したと伝えていた。
洪磊報道官は定例記者会見で質問に答えた際このように表明した。関連部門からの情報により、1月29日、多くのフィリピン漁船が黄岩島近くの浅瀬で不法に逗留し、しかも中国側の管理に従わなかった。中国の海上警察船が出したボートはフィリピン漁船に法に基いて駆逐を行い、そのうちの1隻の漁船と軽く接触したことが分かった。
洪磊報道官は、中国側はフィリピン側に本国の漁民への監督や教育を強化し、類似事件の再発を根絶するよう促すと述べた。
(新華網日本語)
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