【新華社台北2月5日】台湾災害応変センターの最新ニュースによると、4日の22時時点で、台湾・復興(トランスアジア)航空の旅客機事故では40人が探し出され、15人が病院に送られ、25人が死亡した。乗客には大陸の乗客31名がおり、うち6人がすでに死亡し、3人が負傷している。
10時56分、台北発金門行きの旅客機が台北市南港で事故を起こし、河に突っ込んだ。機上には乗務員を含む58人がおり、うち31人が大陸の観光客だという。澎湖での墜落事故後にATR72型機が再度事故を起こしたことに対し、台湾・民間航空の主管部門は台湾全土のATR72型機22機に対し緊急点検の実施し、点検完了までは飛行させないことを決定している。
紹介によると、墜落事故の発生後、捜索隊員がすでに機体の墜落場所、基隆河沿岸および下流での捜索を続けているが、機体が二つに折れ、しかも機首が河底に埋まっているため、捜索はますます難航している。現在台湾の軍側はすでに組み立て式仮橋の設置を完成し、大型クレーン3台による作業を行って、機体後部を岸辺まで引き揚げており、現場では残骸整理や乗客への応急措置を行っている。夜7時時点で、すでに累計で1551人、車394台、船舶77隻を動員し、救援作業に投入したと紹介されている。
台北市士林の検察署は検察官、書記官、法医師を事故現場や第二葬儀場および病院まで派遣して、現在遺体23体の予備検査や検証を完了し、身元が確認できたのは9体で、台湾の乗客3人がすでに検証を完了し検証証明書を発行しており、大陸の乗客6人へは家族が現場へ到着してから検証証明書を発行する。また身元未確認者に対してはその家族に第二葬儀場で確認を協力してもらう。
(新華網日本語)
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