中国人民政治協商会議の資料
1.中国人民政治協商会議の性質と職能
中国人民政治協商会議(人民政協)は中国共産党、各民主党派、無党派民主人士、人民団体、各少数民族と各界の代表、香港特別行政区同胞、マカオ特別行政区同胞、台湾同胞と帰国華僑の代表及び、特別に招かれた人士で構成される。
中国人民政治協商会議は中国人民愛国統一戦線の機構であり、中国共産党が指導する多党合作と政治協商の重要な機関である。人民政協のこの性質は我が国の国体、政体及び自身の宗旨によって決められる。
中国人民政治協商会議は政治協商、民主監督、政治参画・政治討議を主要な職能とする。この三つの主要な職能は各党派団体、各民族、各界の人士が中国政治体制の中で国是に参与し、役割を果たす重要な内容と基本的な形式であり、人民政協の性質と特徴を体現し、人民政協が他の政治機構と区別する重要な標識である。
人民政協は中国が社会主義民主を発揚させる重要な形式であり、政協に参加する各党派、各少数民族と各界の人士が国家の重要な事柄を協商し、国家機関及びその職員に意見と批評を提出し、これは中国の特色ある社会主義民主政治の重要な構成部分であり、かけがえのない役割を持っている。
2.各期の政協全国委員会及び歴代主席
中国人民政治協商会議(人民政協)第一期全体会議は、1949年9月21日から9月30日まで北京で行われた。中国共産党、各民主党派、人民団体及び無党派民主人士などの代表(候補代表を含む)662人が会議に参加した。中国人民政治協商会議第一期全体会議は、全国人民代表大会の職権を代行し、全国人民の意志を代表、中華人民共和国の成立を宣告し、重要な歴史作用を発揮した。会議は、毛沢東氏を中国人民政治協商会議第一期全国委員会の主席を選出した。
期 順
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会議時間
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委員の人数
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主 席
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第1期
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1949年9月21日~9月30日
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662
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毛沢東
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第2期
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1954年12月
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559
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周恩来(名誉主席 毛沢東)
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第3期
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1959年4月
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1071
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周恩来(名誉主席 毛沢東)
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第4期
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1964年12月
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1199
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周恩来(名誉主席 毛沢東)
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第5期
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1978年2月24日~3月8日
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1988
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鄧小平
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第6期
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1983年6月4日~6月22日
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2039
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鄧穎超
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第7期
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1988年3月24日~4月10日
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2018
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李先念
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第8期
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1993年3月14日~3月27日
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2093
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李瑞環
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第9期
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1998年3月3日~3月14日
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2196
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李瑞環
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第10期
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2003年3月3日~3月14日
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2103
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賈慶林
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第11期
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2008年3月3日~3月14日
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2195
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賈慶林
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第12期 |
2013年3月3日~3月12日 |
2237 |
兪正声 |
(新華網日本語)
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