【新華社北京2月4日】省・部級の主要指導幹部が中国共産党第18期中央委員会第4回全体会議の精神を学習・貫徹し法により国を治めるのを全面的に推進することに関するテーマ研修班が2日、中央党校で開講した。習近平中国共産党中央委員会総書記、国家主席、中央軍事委員会主席は開講式で重要演説を発表した。習近平主席は次のように強調した。各級の指導幹部は法により国を治めるのを推進する方面で重要な責任を担っており、全面的に法により国を治めるには必ずこの指導幹部という「肝心な少数」を捕まえねばならない。指導幹部は法を尊び、学び、守り、用いる模範となり、全党・全国を率いて共に努力し、中国の特色ある社会主義法治体系の建設、社会主義法治国家の建設において絶えず新たな効果が見られるようにするべきだ。
習近平主席は演説で次のように指摘した。改革開放以来、特に中国共産党第十五回全国代表大会(十五大)が法により国を治めること、社会主義法治国家の建設を提起して以来、我が国の社会主義法治建設は重大な業績を獲得し、各級の指導幹部は法により国を治めることを推進する過程において重要な役割を発揮してきた。同時に、現実生活では、一部の指導幹部の法治意識が比較的低く、一部には法があっても守らず、法の執行が厳しくなく、更には法を悪用して私利私欲にはしるといった問題さえも存在し、党と国家のイメージや威信に影響を与え、政治、経済、文化、社会、生態文明分野における正常な秩序を損なっている。すべての指導幹部は警戒し出して、動き出し、法治の明確化しない問題を断固として是正し解決せねばならない。
習近平主席は次のように強調した。各級の指導幹部の信念、決意、行動は、法により国を治めるのを全面的に推進することに対し非常に重要な意義がある。指導幹部が法を尊ぶ模範となるには、率先して法治を尊重し、法律を畏敬するべきだ。法を学ぶ模範となるには、率先して法律を理解し、法律を把握せねばならない。法を守る模範となるには、率先して規則に従い、法治を守らねばならない。法を用いる模範となるには、率先して法治を励行し、法により公務を行うべきだ。
習近平主席はまた次のように強調した。法により国を治めるのを全面的に推進するには、その方向が正しく、政治的保証が強固でなければならない。党の指導は社会主義法治の最も根本的な保証だといえる。我々が堅持すべき中国の特色ある社会主義法治の道は、その本質では中国の特色ある社会主義の道の法治分野における具体的な体現だ。我々が発展させるべき中国の特色ある社会主義法治理論は、本質では中国の特色ある社会主義理論体系の法治問題における理論の成果だ。我々が建設すべき中国の特色ある社会主義法治体系は、本質では中国の特色ある社会主義制度の法律的な表現形式だといえる。