中国の労働組合の全国組織である中華全国総工会工作部の郭軍部長は2日北京で、中国全体の就業規模は絶えず拡大し続け、1994年から昨年10月末までに、就業者数は1億8653万人から3億9422人に増え、都市部の(登録された)失業率は常に低い水準を保っているということを明らかにしました。
郭部長は「労働法が施行されてから20年の間に、労働契約制度が広く実施され、2013年末時点の労働契約の締結率は88,2%に達した。従業員の給料も増え続け、1994年に4538元(約8万5000円)だった平均年収は、2013年に4万5676元(約85万6300円)になり、年平均12.2%ずつ伸びてきた」と述べました。
また郭部長によりますと「社会保険のカバー率が絶えず拡大し、待遇の水準も引き続き向上している」ということです。2014年10月現在、都市部従業員の基本養老保険、医療保険、失業保険、労働災害保険、生育保険の加入者数はそれぞれ、3億3497万人、5億9139万7千人、1億6874万9千人、2億487万9千人、1億6893万4千人に達しおり、郭部長は「発展のスピードはとても速い」と評価しています。
(中国国際放送局)
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