中国外交部の洪磊報道官は2日定例記者会見で、メキシコ高速鉄道工事中止によって生じた一連の問題を適切に処理し、中国企業の合法的権益を守るようメキシコ政府に呼びかけました。
メキシコのビデガライ財務相は1月30日に、「国際原油価格の下落を受け、メキシコ政府は今年と来年の公共予算支出を削減し、メキシコシティとケレタロ間の高速鉄道建設工事の中止を決めた」と述べました。
これに対し、洪報道官は「中国企業は高速鉄道技術、装備、施工、運営などの分野で国際的競争力を持ち世界進出を目指している。中国政府は今後も高速鉄道分野において中国企業の世界進出を支援していく」と強調した上で、「中国とメキシコが互恵協力を展開することは、両国と両国国民の利益に合致する。今後双方は各分野において実務的な協力を引き続き行っていくのを確信する」と話しました。
(中国国際放送局)
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