中国人民銀行（中央銀行）傘下の記念コイン発行会社、中国金幣総公司は1月30日、第二次世界大戦勝利70周年記念コインの発行の一環として、今年6月9日に中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利 70周年記念コインを発行することをドイツのベルリンで明らかにしました。
記念コインは3枚。0.25オンスの金コイン1枚（発行量は3万枚）、1オンスの銀コイン1枚（発行量は6万枚）、5オンスの銀コイン1枚（発行量は3000枚）です。
中国人民対外友好協会経済協力委員会の諸葛文海顧問によりますと、2014年10月に北京で、中国やフランス、イギリス、オーストラリア、カナダの5カ国の造幣局が、2015年に「平和」をテーマとする第二次世界大戦勝利70周年の記念コインを発行することを決めました。また、これらの記念コインの展示会を開催するということです。その後、スペインやポルトガル、ベルギー、アイルランド、イタリア、フィンランドも参加を明らかにしています。
諸葛顧問は「これは中国が提唱したもので、国際協力という形で、第二次大戦勝利記念コインを初めて発行するものだ」と説明しました。
（中国国際放送局）
推薦記事：
安倍首相、「村山談話」の修正を暗示
中国外交部：中日は曾て釣魚島問題上で了解と共通認識に達し、日本側に事実を尊重するよう希望
