中国辺境金融改革は際立った実績を収める、人民元国際化に向けてウィンウィンの道を築く

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-01-29 09:49:58 | 編集: 谢艳
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   【新華社南寧1月29日】「2014年は、広西チワン族自治区辺境金融総合改革試験区の建設で段階的な成果を取得し、越境人民元建て決済額が西部と辺境の省区で1位を維持している。」まさにこの間に開催された広西チワン族自治区第12期人民代表大会第4回会議で、広西チワン族自治区の陳武主席は、次のように表明した。2015年に広西チワン族自治区は、辺境金融総合改革を継続して早急に推進し、西南地区の金融資源を整合し、周辺諸国とより緊密な経済貿易と金融の協力関係を確立し、強化する。

   広西チワン自治区と雲南省は、中国と東南アジア、南アジア地域を結ぶ開放の最前線だ。2013年末に、11の国の部と委員会が2つの省区で辺境を発展させることで、越境経済を実現し、人民元の東アジア諸国連合(ASEAN)、南アジア地域での影響力が拡大するように推進することを主旨とした『雲南省、広西チワン族自治区の辺境金融総合改革試験区建設全体方案』を共同で発表した。

   その後、2つの省区の辺境金融産業は急成長し、中国が周辺諸国との金融協力を模索する試験区となった。2014年は中国国家外貨管理局の正式な承認を得て、広西東興国家重点開発開放試験区は、人民元及びベトナム通貨ドンの中国初の両替特別許可業務モデル地区となった。同年10月、中国は初の越境保険サービスセンターも東興に設立された。

   わずか一年の間に、広西は辺境金融改革と越境金融協力において、際立った実績を収めた。東興国家重点開発開放試験区の統計によると、東興辺境貿易で人民元建て決済が占める割合は、98%に達した。2013年7月10日に試行をスタートし、2014年12月31日の時点で、試験区における単独の越境貿易人民元建て決済額は215億元に上り、このうち2014年の決済額は151億元だった。

   「長年にわたり、ベトナム、ラオスなどの周辺諸国の人民元に対する認めは、絶えず高まりつつあり、辺境金融改革が人民元の国際化に向けて有益な条件を提供することは疑いない。」東興国家重点開発開放試験区弁公室の陳雷主任は、次のように説明した。当面の辺境金融改革は、金融機関の越境人民元建て決済センターの設立、法人から個人へと移行する越境人民元建て決済、個人の外国直接投資管理方式、金融エンジニアリング研究開発試験センターの設立などのために有益な探索を提供した。

   「広西は越境人民元建て貸付規模の拡大、人民元建て投資・貸付ファンドの開設、海外での債券発行、外資株式投資の導入などの方式を通じて、人民元の双方向性流通チャネルを貫通させ、海外の資金を積極的に導入する見通しだ。」陳武主席はこのように述べた。

(新華網日本語)  

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キーワード    広西チワン族  辺境金融総合改革試験区
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