米国務省のジェン・サキ報道官は21日、無条件で6カ国協議を再開するという朝鮮の提案を、米国は拒否したと発表し、これまでの約束をしっかり守るよう朝鮮側に改めて求めました。
朝鮮の6カ国協議担当の李勇浩(リ・ヨンホ)代表は19日シンガポールで米国の朝鮮半島問題担当のボズワース前代表らと2日間にわたって非公式会談を行いました。その際、李勇浩(リ・ヨンホ)代表は朝鮮はいつでも無条件で6カ国協議を再開する用意があると表明しました。
これに先立って、朝鮮政府は今月9日、「米国が今年韓国とその周辺で行う合同軍事演習をやめれば、朝鮮は米国が関心を寄せる核実験を一時的に中止する用意がある」と提案しましたが、サキ報道官は当日朝鮮のこの提案を拒否し、「米韓合同軍事演習を朝鮮の核実験と関連させるのは不適切で、脅威を示唆するものだ」としています。
(中国国際放送局)
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