【新華社北京1月20日】中国外交部の洪磊報道官は19日の定例記者会見で中国側は日本側が中印国境問題の敏感性を十分認識し、言動を慎重にするよう希望すると語った。
同日の定例記者会見で、ある記者が次の質問を提出した。関係メディアの報道によると、日本の岸田文雄外相がインドを訪問した期間に、日印相互連結協力に言及したときに、「アルナーチャル・プラデーシュ」はインドの領土だと称したという。これに対する中国政府側のコメントは?
洪磊報道官は次のように答えた。中国側がすでに関係報道に注目し、重大な関心を示し、日本側に厳正な交渉を提出し、日本側に真相をはっきりさせて誤解を解き、直ちにこのことによってもたらしたマイナスの影響を消すると要求した。「日本側が中国側に明確的に中印領土問題について立場を持たず、また介入もすることはない。また日本側が公に事実を明らかにした。」
洪磊報道官は次のように語った。中印間の国境東部の領土問題に関する中国側の立場は一貫しており、 明確である。現在、中印双方は国境問題特別代表会議メカニズムを通して、公平で理にかなった双方のともに受け入れられる解決方法を探し求めている。「日本側が中印国境問題の敏感性を十分認識し、交渉を通じて争議を解決しようとする中印双方による努力を切実に尊重し、関係問題で言動を慎重にするよう希望する。」 (翻訳 薛天依)
(新華網日本語)
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