【新華社ジュネーヴ1月19日】李克強総理のまもなく開幕する世界経済フォーラムダボス年次総会への出席は、きっと国際社会の中国経済発展の前途に対する自信をさらに強化するだろうと、中国国連常駐ジュネーブ事務所およびスイスのその他の国際組織の代表である呉海龍氏は新華社記者の取材に応じた際、述べた。
呉海龍代表は、中国側は世界経済フォーラムダボス年次総会を一貫して重視してきた。李克強総理は2010年に国務院副総理の身分でダボス年次総会に出席しており、今年は李克強総理の2回目の年次総会参加にあたり、我が国の国家指導者が2015年早々に展開する一つの重大な外交活動でもあると語っている。
呉海龍代表は、李克強総理がダボス年次総会というプラットフォームを通して、国際情勢、世界経済の情勢および直面する問題への解決の道に対して意見を提起し、そして中国の内外政策について説明し、外部の中国への注目に返答して、国際社会の中国経済の発展に対する前途への自信を強化するものと信じていると語った。
呉海龍代表は、国際社会は、経済発展の前途やそれによる世界への影響、中国経済の発展の新常態や改革の全面的深化における新措置、および中国の対外政策の行方などを含む中国の発展にたいへん関心をもっている。中国が世界の直面するさまざま挑戦にいかに対応するか、特に国際協力を推進するにあたってどのような役割を発揮し、いかに貢献してゆくかは、いずれも各当事者の関心を寄せる重点だといえると語った。
今回の年次総会が「世界の新情勢」をテーマとして選んだ意義について話が及んだ際、呉海龍代表は、今日の世界では、政治、経済、社会、技術などの分野で急速且つ重大な転換を経験しつつあり、中国と世界の関係が日益しに緊密になるに伴って、「世界の新情勢」と中国の発展は緊密に関連してゆくとみなしている。
呉海龍代表は、一方で、世界は政治、経済、社会、科学技術などの分野における変化が中国に計り知れない影響をもたらし、もう一方で、中国の発展が「世界の新情勢」に重要な影響を及ぼしている。中国の経済、貿易および投資大国としての地位は各国に重視され、中国の市場や資金、観光客は各国に重く見られており、中国がどのような対外政策をとるかは、国際社会の一層高い注目を集める問題だと語った。
呉海龍代表は、中国は最近、世界経済、地政学的話題、グローバルガバナンスなどの問題について多くの主張や考えを提起し、また多くの提案を提出してきた。これらはいずれも「世界の新情勢」の対応に積極的な影響を生み出すだろうと語っている。
(新華網日本語)
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