中国国務院はこのほど、「国家貧困地区児童発展計画(2014-2020)」を発表し、集中的に貧困地区の児童の成長を支援していくことになりました。
この計画は健康と教育を戦略の重点に置いたもので、貧困家庭を支援の対象にし、貧困地区の児童の生存と成長の権益を確実に保障していきます。計画は、貧困地区にある680の県を集中的にカバーし、農村の児童を生まれてから義務教育の終了まで支援していきます。
また、児童の心の健康への注目が計画の重点の1つとなっています。計画によれば、児童の心理健康教育制度を設立し、完備させると共に、両親が出稼ぎに行って、農村に残された子供や、孤児、体の不自由な児童、自閉症の児童などへの心理的ケアを重点的に行うことになります。
2020年には、貧困地区の児童の全体的な生育状況は全国の平均レベル、もしくはほぼ同じレベルに達する見込みです。(中国国際放送局)
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