【新華社深セン1月8日】記者が7日に深セン龍崗区疾病予防管理センターで確認したところによると、深セン龍崗区ある学校で1月5日から140人の生徒は相次いで程度の異なる嘔吐と下痢の症状が現れた。検査の結果、この症状を引き起こした原因がノロウイルスであることが確認された。現在、重症の生徒は発見されていない。深セン龍崗区及び市級の多数の部門がこの件の調査と処理に加わっている。
1月5日16時ごろから、深セン市百合外国語学校の中学一年と二年の生徒に嘔吐、腹痛などの胃腸の不快な症状が見られた。学校側は一年生と二年生の授業を緊急に停止し、保護者が生徒に付き添って帰宅し、自宅で療養する連絡を出した。
深セン龍崗区疾病予防管理センターの関係責任者の説明によると、事故発生後に、龍崗区疾病予防管理センターの関係者が現場に急行し、学校が提供した1月5日の夕食の残り、学生の嘔吐物などからサンプルを抽出し、夕食を調理した関係者に対しても調査を実施するために連行した。6日午前9時30分の時点で、同校の140人の生徒が嘔吐、下痢などの症状を訴え、学校の医務室に登記した。
龍崗区疾病予防管理センターの技術調査結果によると、複数のサンプルからノロウイルスが検出されたことから、今回の集団的な嘔吐症状はノロウイルス感染が原因と判断できる。更に、食中毒及び人為的な毒物混入事件の可能性は初歩的に排除した。
(新華網日本語)
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