【新華社北京1月7日】中国国有石油大手の中国石油化工(シノペック)は先般、同社の石油販売事業を統括する全額出資子会社の中国石化銷售有限公司の民間投資受け入れプランがすでに国家発展改革委員会と商務部の承認を得たと発表した。これで、中国石油化工の混合所有制改革が新たな段階に入った。6日付中国証券報が伝えた。
中国の国有石油企業改革が2014年に幕開けし、2015年は中国石油(ペトロチャイナ)を含む国有石油二大手の混合所有制改革が一層推進されると見られる。アナリストは、「石油産業川上の石油探査・開発分野の民間資本への開放が現実となる可能性がある。天然ガス価格の改革は上半期に完了する見込みで、民間企業に対する原油輸入規制もさらに緩和されるだろう」と話す。
(新華網日本語)
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