中国「史上もっとも厳しい」『環境保護法』が1月1日に施行されました。より厳罰化されることで汚染物を違法に排出する企業に対して抑止効果が期待されますが、環境汚染にかかわる事件は相変わらず起きています。
飲用水の安全に関する話題に中国国民は常に注目しています。中央テレビ局の報道によりますと、科学研究の専門チームによる1ヶ月あまりにわたる調査の結果、中国の東北、華北、華東地域の海河、長江河口、黄浦江、珠江、遼河などの流域から抗生物質が発見されたことが明らかになりました。
蘭州大学哲学・社会学院の黄少華教授は企業が違法な環境汚染を伴う生産を行う理由について「末端の環境保護監督管理機関の法執行能力が低いことや、法律違反により科される企業への罰金が違法生産による利潤に比べて極めて少額なことが挙げられる」と説明しています。
(中国国際放送局)
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