【新華社東京1月6日】日本の安倍晋三首相は5日新年の記者会見で、「村山談話」を含む日本の歴代内閣の歴史認識の継承に基づいて、「安倍談話」を発表する見通しだと表明した。
しかし安倍首相は同時に、日本は引き続き「積極的な平和主義」政策を励行してゆくと強調した。安倍首相は、日本は集団的自衛権行使の関連の法律を「完備」し、「新たな安全保障法制を整備していく、また経済分野で未曾有の大胆な改革を推進し続けてゆくと述べている。
日本の元首相である村山富市氏と小泉純一郎氏が、それぞれ日本の無条件降伏50周年および60周年にあたり、侵略戦争に対して反省と謝罪を行う談話を発表した。ある分析では、安倍政権の励行する「積極的な平和主義」の最終目標が平和憲法の改正、集団的自衛権の解禁で、および靖国神社参拝、「慰安婦」などの歴史認識問題における劣悪な表現をかんがみて、間もなく発表される「安倍談話」が戦争に対してどれだけの反省を行うことができるかは疑いが持たれると指摘している。
(新華網日本語)
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