【新華社北京1月5日】1月4日、中国共産党中央政治局委員、中央書記処書記、中央宣伝部の劉奇葆部長が国家博物館で開催中の「シルクロード」文物展を見学した。劉奇葆部長は次のように指摘した。歴史のあるシルクロードで、各国の人民は千古にわたり語り継がれてきた友好の1ページを描き出し、人類文明の進歩を共に推進してきた。シルクロードの輝かしい文化や貴重な精神を深く掘り起こし、シルクロードの友誼を伝承し、シルクロードの精神を発揚し、異なる種族、異なる文化の国々が平和を共有し、共に発展するのを促進してしてゆかねばならない。
劉奇葆部長は次のように強調した。シルクロード経済ベルトと21 世紀海上シルクロードの建設は、中央政府が国内・国際の二つの大局を統一的に計画して打ち出した重要な戦略的意思決定で、小康社会の全面的建設、中華民族の偉大な復興の中国の夢を実現することに対して、重要で計り知れない意義がある。「一带一路（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）」という重大な戦略の宣伝力を拡大し、「一带一路」が互恵・ウィンウィンの道であることを宣伝することは、我が国の全方位的な新構造の形成への促進に役立ち、沿道諸国や地域の経済発展、民生の改善の推進に役立つので、「一带一路」を共同建設・共同共有する良好な国内外の世論環境を作り上げるよう努めねばならない。文化交流・協力を強化するには、展覧会の共同開催、撮影協力などの方法を通して、文化交流、商業貿易交流の歴史的成果を充分に展示し、理解を深め、親密感を増進し、わが国とシルクロード沿道諸国や地域との経済社会の交流を促進して、「一带一路」建設のために堅固な基礎を打ち立てるべきだ。
「シルクロード」文物展は文化部、国家文物局と陝西、甘粛、寧夏、青海、新疆ウイグル自治区、河南省などの省・自治区が共同で主催し、全国の16省・自治区・直轄市から来た490点余りの文物・珍品が集められている。展覧会は昨年11月の開幕以来、観客がすでに累計で20万人に達しているという。
（新華網日本語）
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