【新華社北京1月5日】民族の復興の実現に向けてカギとなる段階に入った中国は、以前にも増して時間が慌ただしく過ぎるようになった。
わずか二年余りの間に、習近平同志を総書記とする中国共産党中央委員会は、強い責任感と使命感を胸に抱き、共産党、国家、軍隊を堂々とした気風で統治し、国内と国際の大局に沿って行動してきた。改革の発展の安定を推進し、内政・外交・国防の各分野において、新しい局面が表れている。
「人民に奉仕し、果たすべき責任を果たす」
中国共産党第18回全国代表大会以降、この執政理念は、まるで習近平同志を総書記とする中国共産党中央委員会の「治国理政」(国政運営)の全プロセスを貫く一本のレッドラインのようだ。 「私の執政理念は、概括すると、人民に奉仕し、果たすべき責任を果たすことだ。」馬年の旧正月の8日に、習近平主席はわかり易い言葉で、ロシアテレビ局の記者の質問に答えた。
「人民が素晴らしい生活への憧れは、我々の奮闘目標だ。」 2012年11月15日、中国共産党中央委員会総書記に就任した直後に、習近平書記は厳粛な姿勢で表明した。
民情との触れ合い、民意の洞察、民生への問いかけ、就業、教育、医療、住宅、社会保障など、中国共産党第18回全国代表大会以降、黄土高原から太行山の奥深くまで、南国の島から西部の辺境地帯まで、農村の学校からコミュニティーの駐屯地まで、総書記は人民群衆を片時も忘れることなく、配慮している。
古代より、民心を喜ばせる者が民の信頼を得てきた。 国の最高指導者と群衆の距離がこれほど近く、国の凝集力がこれほど強い。
2012年11月29日、習近平総書記は『復興の路』の展示を参観した際に、最初に中華民族の偉大なる復興を目指す中国の夢を提起した。
中国の夢に言及したことは、見たところ無意識ではなく、深く熟慮されたもので、深遠な意味を持つ。
新しい中央委員会の指導者グループが歴史のバトンを受け取り、経済体制の深層からの変革、社会構造の深刻な変化、利益構造の深い調整、思想観念の重大な変化を遂げつつある中国と向き合っている。執政中国において、当面の急務は共通認識を結集することだ。
中国の夢は、中国が夢を追求する時代に入るようにリードし、13億人の夢を作り出す「核融合」だ。
就学、就業から住宅、医療まで尊厳の保証、事業の成功、価値の実現など、この2年余りの間、何億何万人の生き生きとした夢によって、現代中国は情熱に溢れ、刷新、創業、創造の活力に満たされた。一人ひとりの夢を実現する努力が蓄積されて国の発展を推進する強大な原動力になる。
「人民の期待を我々の行動に変え、人民の希望を生活上の現実に変える。」2015年の新年の祝辞で、習近平総書記は、確固として姿勢で(強烈に)次のように表明した。
人民を心の中に置き、夢を用いてエネルギーを凝集する。習近平同志を総書記とする中国共産党中央委員会の執政理念は、いかなる困難にも打ち勝つ強力なエネルギーを発散し、中華民族が偉大なる復興に向かう明るい未来をリードする。