温家宝首相が行った政府活動報告では、中国は今年、中立的金融政策を実施し、合理的な貸出規模を保ち、広義の通貨供給量の増加目標を16%に設定すると明言した。呉副主任委員は「この増加目標が実現できるかどうかは、中央銀行が効果的に流動性を抑制し、計画中のプロジェクトに対して政府が『保護と規制』を真剣に実施できるかどうかにかかっている」と述べた。
小口融資企業の発展について、呉副主任委員は次のように語った。金融機関は事業が持続できるかどうかを審査するため、基本的な前提は返済リスクの有無にある。もしも農民が良い計画を立てて事業を起こす見込みがあっても、金利水準を受け入れられなければ、政府が役割を発揮する必要がある。
さらに次のように述べた。この数年、財政省はこの分野において多くの努力を払ってきた。金融機関が農家に対して5万元以下の貸出を行う場合、営業税をすべて免除してきた。しかし現在、この優遇措置は特別な認可を受けた金融機関に限られている。これからは対象を合理的に拡大したほうが良い。