2010年度経済社会発展計画の執行状況と11年度計画案に関する報告(要旨)(上)

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2011-03-06 14:57:37 | 編集: 从娴
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――農業基盤が強化された。食糧など主要な農産物が安定した増産となった。年間の食糧生産量は5億4641万㌧で、前年より2・9%増え、7年連続の増産が実現した。農業を強化し農民を潤す政策が効果的に実施された。中央財政からの「三農」向け年間支出は8579・7億元に上り、前年より18・3増えた。農村の生活・生産条件は引き続き改善された。

――構造調整が積極的に進められた。自主革新能力が強まった。16の国家科学技術重大プロジェクトと973、863、サポート計画が順調に実施された。自主研究・開発された高性能コンピューター「天河1号」の演算速度が一躍世界一となった。ハイテク産業の発展が加速した。工業構造調整で新たな進展がみられた。サービス業が安定した発展をとげた。サービス業の総合改革実験がスタートした。2010年に総就業者数に占めるサービス業の割合は34・8%に達し、GDPに占めるサービス業の割合は43%となった。インフラと基幹産業の保障(後方支援)能力が高まった。

――省エネ・環境保護と気候変動対応の成果が明らかだった。省エネ・排出削減目標がほぼ実現された。2010年に単位GDP当たりのエネルギー消費が4・01%減少し、二酸化イオウ、化学的酸素要求量がそれぞれ1・32%と3・08%減少した。生態環境保護で新たな一歩を踏み出した。気候変動対応活動が一段と強化された。

――改革・開放は一段と深化した。重点分野とカギとなる段階の改革で新たな突破がはかられた。開放型経済発展の水準が一段と高まった。年間輸出入総額は2兆9727・6億㌦で、そのうち輸出は31・3%伸び、輸入は38・7%伸びた。黒字は前年より6・4%減った。

――民生保障と改善の活動が全面的に強化された。都市・農村住民の収入が引き続き増加した。都市部住民1人当たりの可処分所得と農村住民1人当たりの純収入はそれぞれ1万9109元と5919元に達し、実質7・8%と10・9%伸びた。1998年以降はじめて、農村住民の収入の伸び率が都市部住民を上回った。就業(雇用)が安定して増えた。年間の都市部の新規就業者は1168万人で、予測目標を268万人上回った。

 5年の努力を経て、「11・5」計画「要綱」で決まった22の経済社会発展主要目標のうち、八つの拘束的指標がすべて実現された。(続く)

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キーワード    国家発展・改革委員会 国民経済・社会発展計画
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