【新華社北京3月6日】国家発展・改革委員会は国務院の委託を受けて、3月5日、第11期全人代第4回会議に対し「2010年度国民経済・社会発展計画の執行状況と2011年度国民経済・社会発展計画案に関する報告」の審議を求めた。報告の要旨次の通り。
一、2010年度国民経済・社会発展計画の執行状況
計画の執行状況は全体として良好であった。第11次5カ年計画(2006~10年)で決まった主要な目標と任務は勝利のうちに達成された。
――経済は安定した比較的速い成長を維持した。年間の国内総生産(GDP)は39・8兆元で、10・3%伸び、予測目標を2・3ポイント上回った。工業生産額(付加価値ベース)は16兆元で、12・1%伸び、予測目標を4・1ポイント上回った。年間の国家歳入は8・3兆元で、21・3%伸び、財政赤字は予算より500億元少なかった。1―11月、全国の一定規模以上の工業企業の利益は3・88兆元で、前年同期より49・4%増えた。社会消費財小売総額は15兆6998億元で、前年より18・3%伸び、予測目標を3・3ポイント上回った。