10年度中央・地方予算の執行状況と11年度予算案に関する報告(要旨)(3)

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2011-03-06 11:19:54 | 編集: 从娴
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(三)2011年度財政予算の計上状況

 2011年度の財政予算を次のように計上する。中央の歳入は4兆5860億元で、2010年度執行額(以下同)より8%増やす。中央予算安定化基金から1500億元受け入れる。合計収入総額は4兆7360億元となる。中央財政の支出総額は12・5%増の5兆4360億元となる。うち中央レベルの支出は6・7%増の1兆7050億元、中央の地方交付税・移転支出は15・3%増の3兆7310億元とする。中央財政の歳入から歳出を差し引くと、赤字は7000億元で、2010年度予算額より1500億元少なくなる。中央財政の国債残高限度額は7兆7708・35億元とする。

 中央予算と地方予算をまとめると、全国の歳入は8%増の8兆9720億元となり、中央予算安定化基金から受け入れる1500億元を加えると、計上できる収入総額は9兆1220億元となる。全国の歳出は11・9%増の10兆0220億元となる。全国の歳入歳出差引差額は9000億元で、GDPに占める割合は2010年度の2・5%から2%前後に低下する。

 中央予算安定化基金の運用状況。2010年度末の残高は2368・13億元であるが、2011年度予算に1500億元を繰り入れることにより、残額は868・13億元となる。

1、中央財政の主要な収入項目の計上状況

 国内付加価値税収入は1兆7570億元で、10・5%伸びる。国内消費税は6500億元で、7・1%伸びる。輸入貨物付加価値税、消費税は1兆1220億元で、7%伸びる。関税は2170億元で、7%伸びる。企業所得税は8380億元で、7・5%伸びる。個人所得税は3120億元で、7・5%伸びる。証券取引印紙税は550億元で、4・2%伸びる。輸出税還付金は8005億元で、9・2%増え、それに見合う歳入が減額される。車両購入税収入は1927億元で、7・5%伸びる。税外収入は2080億元で、5・7%伸びる。(続く)

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キーワード    地方予算案
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