10年度中央・地方予算の執行状況と11年度予算案に関する報告(要旨)(1)

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2011-03-06 11:06:50 | 編集: 从娴
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 【新華社北京3月6日】5日、財政省は国務院の委託を受けて、同日第11期全国人民代表大会(全人代)第4回会議に、「2010年度中央・地方予算執行状況と2011年度中央・地方予算案に関する報告」の審議を求めた。報告の要旨次の通り。

一、2010年度中央・地方予算の執行状況

(一)財政予算の執行状況

 全国の歳入は8兆3080・32億元(1元=約13円)で、2009年度より(以下同)21・3%伸びた。予算に計上された中央予算安定化基金からの100億元を加えて、収入総額は8兆3180・32億元となった。全国の歳出は8兆9575・38億元で、17・4%伸びた。中央予算安定化基金から補充した2248億元と地方財政次年度繰越明許費支出1356・94億元を加えて、支出総額は9兆3180・32億元となった。全国の歳入歳出差引差額は1兆元だった。

 そのうち中央の歳入は4兆2470・52億元で、予算の111・6%が達成され、18・3%の伸びとなった。中央予算安定化基金から受け入れた100億元を加えて、収入総額は4兆2570・52億元となった。中央の歳出は4兆8322・52億元で、予算の103・6%が達成され、10・3%の伸びとなった。うち中央レベルの支出は1兆5972・89億元で、4・7%伸びた。中央から地方への交付税と移転支出は3兆2349・63億元で、13・3%伸びた。中央予算安定化基金から補充した2248億元を加えて、支出総額は5兆0570・52億元となった。中央財政の収支を差し引くと、赤字額は8000億元で、予算より500億元少なかった。

 地方レベルの収入は4兆0609・8億元で、中央から地方への交付税と移転支出3兆2349・63億元を加えて、地方の財政収入総額は7兆2959・43億元で、19・3%の伸びとなった。地方の財政支出は7兆3602・49億元で、20・6%伸びた。地方財政次年度繰越明許費支出1356・94億元を加えて、支出総額は7兆4959・43億元となった。地方財政の歳入歳出差引差額は2000億元で、国務院の同意を得て、財政省が地方債を代理発行することによって補填された。

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キーワード    地方予算執行状況 財政省
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