5日、人々でにぎわう第7回中国(甘粛)中医薬産業博覧会の会場。(定西=新華社配信)
【新華社蘭州9月9日】中国甘粛省定西市でこのほど、第7回中国(甘粛)中医薬(中国伝統医薬)産業博覧会が開催された。会場では中国伝統医薬の発展が国内外の来場者から注目を集めただけでなく、一般市民からの支持を広げている様子がうかがえた。ベテラン中医師に質問したり、新製品に積極的に触れたりなど、自分に合った健康法を探す人たちが見られ、会場の隅々まで、民間の「養生(保養・健康増進)市」のような熱気に包まれていた。
家族連れで訪れる市民も多く、中には麦わら帽子のまま畑仕事の合間に駆け付けた人もいた。来場者は展示エリアで人工知能(AI)を生かした中医を体験し、薬膳を味わい、健康・養生器具を選び、たくさんの袋を提げて引き揚げて行った。
3日、第7回中国(甘粛)中医薬産業博覧会の中医診療エリアで診察や薬の相談をする来場者。(定西=新華社配信)
最もにぎわっていたのは総合ブランド展示エリアで、中医診療や薬膳の試食、AI技術の活用体験など多くのエリアが用意されていた。特に、省内の名医が診察をするコーナーには長い列ができ、高齢者や子どもを抱えた若い母親、地域から帰省中の大学生の姿もあった。
甘粛省中医薬管理局の劉伯栄(りゅう・はくえい)局長は、中医薬が市民に支持される理由は、手軽で効果が高く、費用も手頃で暮らしになじむ実用性にあると指摘。数千年にわたり人々の健康を支えてきた伝統の知恵は市民の暮らしに根付き、今も多様な健康ニーズに応え続けていると語った。(記者/梁軍)
5日、人々でにぎわう第7回中国(甘粛)中医薬産業博覧会の会場。(定西=新華社配信)
3日、第7回中国(甘粛)中医薬産業博覧会で中医薬製品を選ぶ来場者。(定西=新華社配信)
3日、第7回中国(甘粛)中医薬産業博覧会の展示ホールで患者の脈を診る中医師。(定西=新華社配信)