
吉林化繊集団傘下の炭化工場で働く従業員。(長春=新華社記者/唐成卓)
【新華社長春4月29日】中国吉林省吉林市の化学繊維大手、吉林化繊集団は、炭素繊維の生産量と販売量で世界首位となり、世界最大の炭素繊維生産拠点に成長した。2025年の炭素繊維生産能力は7万トンを超え、販売量は5万6千トンに達した。
炭素繊維は、鋼鉄より強く、アルミニウムより軽い特性を持ち、航空宇宙や風力発電ブレード、新エネルギー車などの先端製造分野を支える重要素材となっている。同集団のスマート工場では、銀白色の原糸が千度を超える高温で炭化され、黒く光沢のある高強度の炭素繊維へと加工される。
今年第1四半期(1~3月)には、炭素繊維の生産ライン3本が相次いで稼働し、新たに9500トンの生産能力が加わった。炭素繊維複合材製品の販売量は前年同期比59%増だった。(記者/王帆、唐成卓)

吉林化繊集団傘下の炭化工場で設備を操作する従業員。(長春=新華社記者/唐成卓)

吉林化繊集団傘下の炭化工場で炭素繊維の原糸を整理する従業員。(長春=新華社記者/唐成卓)